離婚とお金

慰謝料、財産分与について

財産分与

結婚後に夫婦で取得した財産は、すべて離婚時に財産分与されます。しかし、分割されない「特有財産」もあるので、それはキッチリと外しましょう。
特有財産とは「婚姻前から片方が有していた財産」と「婚姻中であっても夫婦の協力とは無関係に取得した財産」のことです。もっとも、その知識がなければ、すべての財産が分割されてしまいます。
たとえば、「住宅ローンの頭金は誰が出した?」など、細かなチェックを行うことがポイントです。
また、学資保険も財産分与に該当するので、解約して分割できます。

離婚する決意をしたら、相手方が財産を隠さないよう、少なくとも取引銀行と支店名は分かるようにしていてください。ほかには、預貯金のありかや不動産関係の書類のありかも押さえておきましょう。

慰謝料

慰謝料は、相手方の違法性が証明されない限り、支払われません。
たとえば、相手が浮気をしていても、それが証明されない限り、支払われないのです。それが証明できないのであれば、「解決金」とした方がいい場合もあります。

なお、離婚に伴う慰謝料は、裁判所の相場があります。それ以上の金額は、請求されても支払う必要はありません。離婚の慰謝料の相場は、通常は100~300万円です。

年金について

離婚協議中の方は、年金分割に注意を払いましょう。
平成21年4月以前に結婚された方は、双方の合意がないと年金分割ができないのです。
年金分割を後回しにして離婚すると、後で相手方の気が変わって、年金分割に応じてくれないケースもあります。ですから年金分割は、必ず離婚手続き中に行いましょう。
なお年金分割の手続きは、自分で手続きできる範囲は限られます。後のトラブルを防止するためにも、弁護士に依頼しましょう。

養育費について

養育費は、子供を引き取っていない側が養育費を支払う義務があります。
このとき気を付けるべきことは、別居などはダラダラと続けないことです。なぜなら離婚するまでは、婚姻費用や別居中の家賃の支払いなども発生するからです。離婚後はそれが養育費だけになります。男性は離婚が決定的になった時点で、早く離婚した方が金銭的には得策なのです。
また、養育費にも相場があります。裁判所が用意している算定表の基準以上の金額を支払う必要がないのが一般的です。

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