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2015.06.12更新

どういう手続で決めるの?

①まずは、夫婦の話し合い

夫婦間の話合いで離婚する場合(協議離婚)には、親権者を決めて、離婚届に書かなくては、離婚届が受け付けてもらえないことから、

夫婦の間で話し合って、親権をどちらにするか決めましょう。

 

②話し合いがまとまらない場合は、「家事調停」

話し合っても決まらないときは、家庭裁判所に、「調停」を申し立てます。

「調停」を申し立てる家庭裁判所は、①相手方の住所地か②夫婦が合意で決めた場所にある家庭裁判所です。

「調停」では、お子さんの年齢や生活の状況などをもとに、

裁判所がお子さんのためにはどちらがいいかという第三者の視点を持って、夫婦双方の話合いがまとまるよう助けてくれます。

③調停でもまとまらない場合は、「審判」か「訴訟」になります。

調停での話合いでも決まらないときは、「審判」や「訴訟」という手続の中で、裁判所が親権者を決めることになります。

「審判」や「訴訟」では、家庭裁判所の「調査官」という人が、夫婦のどちらが親権者として適切かを判断し、これをもとに裁判所が判断します。

調査官は、子供の心理面などについても専門的な知識を持つ親権のプロなのです。

 

「審判」や「訴訟」で、裁判所が出した判断に不服があるときは、それぞれ裁判所の判断が書かれた書面(「審判」では「審判書」、「訴訟」では「判決書」)を受け取った日から「2週間」以内に、不服申し立てをして下さい。

不服申し立てには、新たに費用も掛かりますから、同じことの繰り返しにならないためにも、それまでの手続を弁護士に頼まずに来た方も、一度、弁護士に相談されることをお勧めします。

なお、「2週間」の数え方は,受け取った日の翌日が1日目になります。2週間の最終日が、土日や祝日のときには,その翌日が最終日になります。

不服申立期間がいつまでかは、とても大事なことですから、審判や判決があったときには、できるだけ早いうちに、家庭裁判所や弁護士に連絡して、いつまでが期限かを確認した方がよいでしょう。

 

投稿者: 名古屋大光法律事務所

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