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2015.06.09更新

「親権」の内容は2つあります!

1 身上監護権

お子さんの普段の生活の面倒をみる、子育てをする権利・義務をいいます。

法律的な事柄を除いた部分といってよいでしょう。

 

2 財産管理権

お子さんの財産を管理したり、法的な手続をする場合に、お子さんを代理する法定代理人となる権利と義務をいいます。

親権を、監護権と財産管理権に分けて、夫婦それぞれが持つことになった場合は、財産権利権は、お子さんが成人する20歳になるまでのものになります。

 

親権は、このように2つの内容がありますが、どちらの内容も、子供が親の愛情を受けて、立派に成長するためのものですから、本来、2つに分けることは避けるべきでしょう。お子さんの普段の生活の面倒を見る側(監護権者)として、より適している方が、親権を全部持つのが原則です。

親権を相手に取られたといって、不安になる必要はありません。親権がないとしても、今後一切、お子さんに関わることができなくなるわけではないからです。 

離婚して、夫婦の関係はなくなっても、お子さんに対する「親としての立場」は変わりません。ですから、定期的に会う約束をすることもできますし、その機会の中で、親子の関係を一層深めていくこともできるのです。

反対に、親権を持ったとしても、お子さんのためではなく、自分のために使うような場合には、親権を濫用していると判断される可能性もあります。その結果として、親権を奪われたり、相手に変更されてしまうこともあります。

親権を持ったからには、やはりお子さんへの愛情や責任を再確認していかなければならないことに注意して下さい。

投稿者: 名古屋大光法律事務所

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